ラム・お知らせ

暮らす旅スタッフの京都に関するコラム、
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盆略点前

2018.05.23 |

月イチの京都ですが、

コラム更新が遅れ、新緑の鞍馬寺も紹介しそこねました。

 

さて盆略点前は、お盆に茶碗、茶筌、茶杓、茶入れをのせ、

鉄瓶で湯を湧かし、茶を点てます。

柄杓を使わない分、作法が簡略なうえ、

炉と鉄瓶の代わりに魔法瓶でもできるので、

入門編として学びやすい点前だそうです。

とはいえその解説の任にはあらず。

興味のある方はYOUTUBEなどでご覧ください。

 

稽古はまず茶碗を選んで、中に濡らした茶巾を絞って畳んで入れ、

茶筌をセットすることから始まりました。

点てたときダマにならないように抹茶を濾してから茶入れに入れ、建水も準備。

炉と鉄瓶は福太朗さんが準備し、つれあいが亭主を務め点前が始まります。

 

ひと通りの流れの中で、挨拶や足の運び、座る位置から、

帛紗さばき、点前を福太朗さんがチェック。


常に体の中心(丹田)を軸にして、決して手先だけで動かさない。

すべての動きに動と静を意識する。

弓道部出身の福太朗さん。自然で美しい身体動作も茶道の魅力のひとつと話します。

 

茶人の点前はなぜ美しいのか。

逆にいえば美しく見える体の動きや作法を学ぶのが茶道の稽古。

頭では分かっても、お辞儀ひとつでも手が揃わず、自分の体なのに思うようには動きません。

「パートごとの割り稽古からやっていきましょう」と福太朗さん。お茶の道は遠いものです。

この日はさらに帛紗さばきの基本を教わり、

爽快な気分で2回目の稽古は終わりました。

まさに畳上のヨガやフィットネスです。

 

翌日は新緑を求めて、鞍馬山へ。ケーブルカーで楽して登り、帰りには門前の精進料理と牛若餅をいただきました。

「雍州路」の精進料理。生麩の木の芽煮が美味。

「神虎餅多聞堂」の名物よもぎのしんこ餅と牛若餅。