3月14日はちはちのドイツパン
Posted by K.
3月14日
Posted by K.
先週メールで頼んでいたパンが、京都から届きました。
『京のろおじ』でご紹介した、西陣にあるはちはちInfinityのパンです。
ずっしり重くて、包みを開けるとさわやかないい香り。
右から、じゃがいも、コリアンダー、にんじん、雑穀です。
もっちりと味わい深いこのパンを食べると、他のドイツパンは、なんだか軽くてもの足りなく感じてしまいます。遠方からこのパンを買いに来る人がいるのもうなずけます。
はちはちInfinityがあるのは、千本通りのちょっと東。千本通りは、平安京の朱雀大路だったといいますから、はちはちのあたりはかつては都のまっただ中。やんごとなき方々のお住まい? 事務所?があったあたりかなあなんて思いながら路地の奥に歩いていくと、そこだけしんとした空気の森が出現します。この森の中の、古い民家で、天然酵母を育てながら、パンがつくられています。
だからなのかな、はちはちのパンの香りを嗅ぐと、この森の中にいるような気がするのです。
春キャベツのポトフなんかといっしょに食べようかな。
カフェスペースもありますが、ご主人がおひとりでパンづくりとカフェを奮闘なさっているので、せかさないでくださいね。