11月16日「岡本光博:マックロポップ」展に行って来た。

Posted by S.
11月16日 Posted by S.

「暮らす旅 京都 京のろおじ」で、三条神宮道のKUNST ARZTの主宰者として登場した岡本光博さん。ギャラリストとして若手作家を紹介する一方、楽しく痛快な作品を創る現代美術家です。

今、岡本さんの作品展が、東京・神楽坂のギャラリーEITOEIKOで開催されています。

「岡本光博:マックロポップ」と名付けられた展示では、スペインのお菓子キャラクターである金髪のペコちゃん、8つのヤクルト風の容器を並べた「本物は誰だ」、生命保険会社のロゴマークを縫い付けた真っ赤な「ライフジャケット」など風刺のきいた作品が並んでいます。

ブランド会社の言いがかりから神戸のファッション美術館から撤去された「バッタもん」で、新聞紙上を賑わした岡本さんならではの、真っ黒でポップな世界を堪能できます。

写真はモノグラムならぬ「モトグラム」。一見、有名なブランドバックですが,よくみるとLVの鏡文字に徳川の葵紋と丸に十の字の薩摩藩の紋が。実はオリジナルのモノグラムも1853年のパリ万博に出品された、日本の武具などについた家紋をヒントに作られたのだそうです。だから「元のモノグラム」というわけ。

他にも刺激的な作品が沢山。期間は11月22日(日)までぜひ足を運んで欲しい展示です。

EITOEIKO

KUNST ARZT