1月8日師走の京都から

Posted by K.
1月8日 Posted by K.

年が明けました。本年もよろしくお願いします
Facebookでお知らせしたのにアップが遅れ申し訳ないです。
早いもので小宮理実さんの本「福を呼ぶ 京都 食と暮らし暦」から9カ月がたち、2冊目の「京のおばんざい 四季の味」が家の光から出版されました。その記念講演と中山福太朗さんのお茶の稽古で12月半ばに京都に行ってきました。

8カ月ぶりの炉はまさに初心

11月の稽古は福太朗さんは炉開きで忙しく、調整がつかず、私たちの炉開きはひと月遅れです。せっかく風炉薄茶運び点前に少しは慣れたかと思いきや、「風」がとれただけで別世界。
切り柄杓も引き柄杓もないなんて。と言ってもその違いも良くわかってない不肖の弟子です。
さてここでお知らせですが、2月28日から3月2日まで、写真家大川裕弘さんの写真文集『茶の本』の出版を記念して東京 代官山のギャラリーで写真展が開催されます。岡倉天心の名著に大川さんの写真をたっぷり加えたビジュアル本で、2年前に出版された『陰翳礼讃』に続くものです。
実は昨年、福太朗に撮影をお願いして、その時の写真も掲載されており、2月29日と3月1日に福太朗さんが上京して、会場で茶を点ててくることになりました。詳細はまたお知らせしますが、乞うご期待です。
その晩は、稽古仲間の竹澤さんに教わったモンクは予約が取れず、代わりにモンクでお試しオープンして開業した同じ薪釜料理のルーラに行ってきました。

オードブルからデザートまでまさに絵になる一皿が続きます

翌日は河原町にオープニングしたばかりのホテル併設の商業施設グッドネイチャーステーションへ。入り口にはマルシェ、インスタ映えを狙ったような巨大スイーツのRAUや、ワインの自販機もあるデリコーナー。3階の自然派コスメの店にはRe:planterのグリーンがありました。

おけいはんのイメージを覆す、おしゃれ空間でした
山科のふたば書房で行われる小宮さんの講演会へ向かう途中、ばったり会ったのがKikiさん。京都丹後、伊根の舟宿をホテルにするプロジェクトで来日したそうです。たった1組のゲストのために、特別な滞在を提供するホテルを運営するため、6カ月は日本に滞在するとのこと。後日「YOUは何しに日本へ」でその様子が放映されていたことを知りました。

左 - なぜかいつも偶然出会うキキさん
右 - 小宮さんの2冊目は本格レシピ本

翌日は午前中に、11月末に大宮商店街にオープンした珈琲山居へ。下鴨の川口美術が縁で知り合った居山夫妻念願のお店です。改装は手傳舎が手がけ、壁の仕上げは夫妻自身で行ったそうです。自家焙煎のコーヒーと夫人の手作りのヴィーガンのスイーツがいただけます。

左 - 立派な焙煎室には機械ではなく手回し焙煎機。
右 - 帰りに食べた松太郎のカレーなべ焼きうどん。ただのなべ焼きは
大きなハマグリも入った豪華版でした