2月6日盛り上がる京都の節分

Posted by K.
2月6日 Posted by K.

京都では、節分はとっても盛り上がる行事。

節分とは、もともとは「季節を分ける」という意味で、立春、立夏、立秋、立冬の前日のことをいうのだそう。旧暦では、一年の始まりを春としていたので、立春の前の節分は、言って見れば大晦日と同じ意味合いを持ちます。

祇園にある八坂神社では、芸妓さんや舞妓さんが福豆をまいて華やか。京大正門近くの吉田神社は2月2日から4日までが節分祭で、期間中は夜店がたくさん立ち並ぶなか、鬼やらいや火炉祭(かろさい)などの祭事が行われます。

↑吉田神社で振舞われている河道屋のお蕎麦に添えられた箸袋には、「年越そば」の文字が。なるほど!

ほかにも、狂言や舞楽の奉納、こんにゃく炊き、鬼踊り、弓神事などなど……。2月3日を中心に、あちこちの寺社で、内容も趣向もさまざまな節分行事が執り行われます。

「おばけ」と呼ばれていますが、仮装をして街中を練り歩くところもあります。仮装をして、鬼の目をだまして鬼をやりすごす、という意味があるそうです。祇園でも、この日ばかりは芸妓さんや舞妓さんがいろんな格好をされます。

湯どうふの南禅寺順正さんの招福豆をいただきました。

順正さんが湯どうふにする豆に、炒りは五色豆の豆政、お清めは吉田神社という徹底ぶり。

賞味日は節分!とのことなので、この日一日で、ぼりぼりいただきました。

厄払いをして、さあ新しい年へ。(京都駐在Y・S)

ここでまた、気持ちをキリッと引き締め直していきますか。